

2008/12/25 08:38
テレビでは連日のように不況の話題がとりあげられている。
ふと見ると、アメ横の様子が報道されていて、その中で「うちは、不況の影響はないよ!」と威勢のいい話をしている店長がいた。それは、おつまみを売っているお店だった。つまり、不況なので、今年は家の中で過ごそうという人が増えているということなのかもしれない。
景気対策として、予算を追加、金利引き下げなど様々考えられているが、これらのお金が単なるカンフル剤としてではなく、根本的な構造の立て直しのために使われていくことを願いたい。
こうした中、3Di社は、ITベンチャーのなかでも、とても先端的な分野を取り扱っているが、本当に幸運なことに、これまでと変わらず日夜新技術の開発をなんとかつづけている。
泥臭い仕事をしている企業から比べれば、このようなITベンチャーは、なんと現実味のないお気楽なことをしているのだろう映ってしまうかもしれない。
確かに、そのとおりである。
しかし、日本は、元来資源が乏しいため、物をどこからか持ち込み、それを加工することで、価値を創造し、社会を活性化させることこそ、最も重要視しなければならない国である。
血液のめぐりが悪くなると体全体がどんどんと悪化してしまう。となると、本来、物をよりスムーズに流すことを長所とするネットワーク技術こそ、実は、最もこの不況回復にとって真剣にとりくまなければならないのではないだろうか。
距離、時間を短縮し、流通を活性化させることがインターネット。そして、さらに人の心という感覚としての距離を短縮することができるのがインターバース。
我々ITベンチャーは、自分たちがもつ技術を、本当にそうしたリアルの世界に役立つよう、いかに真剣に考え、取り組んでいくか、それが最も重要な使命であるべきだろう。
鎌田卓 / Kamata Taku
(3Di株式会社取締役 CTO)