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インターバースの夜明け 3Di株式会社 CTO 鎌田卓ブログ

 

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ビジネスのエントリー一覧

2009/01/05 23:06|固定URL|トラックバック

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。


昨年末から世の中暗いムードが漂っていますが、そんなことに浸っていても何もいいことはありません。


これを自分自身チャンスととらえて、今年は何か面白いことをさまざまな協力者と一緒に盛りたてていきたいと思っています。


そんなわけで年末から改めてこの「インターバースの本質とはいったい何?」ということをいろいろと考えています。


もう何年も前のことになりますが、以前、私は製造業界で3DCGを用いたバーチャルファクトリーシミュレーションの仕事をしていました。


例えば、自動車の工場にある工業用ロボットなどが、実際に溶接をする際、無理のない角度になっているかなど、仮想空間上でシミュレーションできるわけです。


さらに、さかのぼると、私は学生時代、ゲームの開発に携わっていましたが、何らかのアクションを起こすと、それをきっかけとして何かが起きるようなしかけをいろいろとほどこします。つきつめると、これも一種のシミュレーションといえるかもしれません。


では、インターバースは、それと何が違うのか?


単に3Dというだけでは、Web3Dで十分ですよねw

それは、CGMやアバターのコミュニケーションによって生じる予測不可能な偶発性と、誰もが気軽に共有体感可能な簡易シミュレーションといったことなのではないかと思います。


企業側からみた場合、これまで、自分たちが伝えたい商品は、コンテンツの中に意図的に計算されて(つまり、規則性をもって)置かれるのがWeb1.0。さらにSNSのような相互連鎖を加えたのがWeb2.0でした。


しかし、実際のリアル世界は、そう簡単にシミュレーションできるものではなく、むしろ、偶発的要素が大半を占めています。


とあるプロジェクトであった話ですが、ある企業の商品の大ファンである一個人が何気なく趣味でつくったものが、結果的に企業にとって非常に良い宣伝となったという話もあります。また、関連して、これまでのマーケティング手法ではななかなか引き出せなかった新たなニーズ(本音)をそこから引き出すことができたという話もあります。


つまり、本来は、量よりも質なわけで、それをリアルの世界できるならば最もよいのですが、限られた資源の中では、どうしても質よりも量、客の滞在時間は可能な限り少なくして回転率をあげるといったことに走りがちです。


そう考えてゆくと、質と資源の効率化を同時に提供できるのが、もしかしたら、インターバースなのかもしれません。しかも、それは、気軽に体感できるシミュレーションと、偶発性という2つの要素が絡み合って、よりリアルに近いコンテンツ提供が可能になる。まさに、これこそがWeb3.0とよばれる新しいインターネットビジネスモデルであり、インターバースなのかもしれません。

2008/12/25 08:38|固定URL|トラックバック

不況に役立つインターバース

テレビでは連日のように不況の話題がとりあげられている。


ふと見ると、アメ横の様子が報道されていて、その中で「うちは、不況の影響はないよ!」と威勢のいい話をしている店長がいた。それは、おつまみを売っているお店だった。つまり、不況なので、今年は家の中で過ごそうという人が増えているということなのかもしれない。


景気対策として、予算を追加、金利引き下げなど様々考えられているが、これらのお金が単なるカンフル剤としてではなく、根本的な構造の立て直しのために使われていくことを願いたい。


こうした中、3Di社は、ITベンチャーのなかでも、とても先端的な分野を取り扱っているが、本当に幸運なことに、これまでと変わらず日夜新技術の開発をなんとかつづけている。


泥臭い仕事をしている企業から比べれば、このようなITベンチャーは、なんと現実味のないお気楽なことをしているのだろう映ってしまうかもしれない。


確かに、そのとおりである。


しかし、日本は、元来資源が乏しいため、物をどこからか持ち込み、それを加工することで、価値を創造し、社会を活性化させることこそ、最も重要視しなければならない国である。


血液のめぐりが悪くなると体全体がどんどんと悪化してしまう。となると、本来、物をよりスムーズに流すことを長所とするネットワーク技術こそ、実は、最もこの不況回復にとって真剣にとりくまなければならないのではないだろうか。


距離、時間を短縮し、流通を活性化させることがインターネット。そして、さらに人の心という感覚としての距離を短縮することができるのがインターバース。


我々ITベンチャーは、自分たちがもつ技術を、本当にそうしたリアルの世界に役立つよう、いかに真剣に考え、取り組んでいくか、それが最も重要な使命であるべきだろう。

鎌田卓 / Kamata Taku
(3Di株式会社取締役 CTO)

東京理科大学卒。バンダイ、セガ等のゲームソフト企画開発に従事。1995年、映画的手法をゲームという世界にとり入れたことで有名な作品「Dの食卓」を生んだWARP代表・飯野賢治とともにネットワークエンターテイメント事業に取り組む。1999年、米Deneb Robotics社(現在、仏DassaultグループDelimia社)にて、自動車会社の各部門の担当者が3DCGによるシミュレーター内で共同検討作業を行うプロジェクトに従事。2000年、ビットバレー提唱者・小池聡(現在3Di株式会社 CEO)が率いるNetyear Groupの技術部門総責任者として参画、ユニクロ・ドットコムの立ち上げを行う。新規オープンのサイトであるにもかかわらず、単独ECサイトとしてトップの集客を記録すると同時に、サイトを訪問した47%が購買プロセスに入るという驚異的な数字を達成した。2001年、技術戦略コンサルティング会社ADN GROUPを設立。また、マッキンゼー・アンド・カンパニーのアフィリエイト・コンサルタントとしても活動。現在、ngi groupの3Di社Vice President/CTOとしてインターバース構想を提唱。様々な取り組みを推進している。  
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